株式会社アルカド(東京都中央区)は、コミュニティ型学習プラットフォーム「Fincs」の新サービスとして、地域の学習塾やスクール向け「Fincs for School」を2025年12月21日に提供開始します。Fincsは2024年1月のサービス開始以来、投資・ビジネス分野で累計受講申込者8万人、流通総額18億円を記録しており、その運営ノウハウを子どもから若者までを支える教育現場に広げる形です。
教育分野ではオンライン化が進む一方、小規模塾やスポーツ教室などはIT投資やツール導入が難しく、会員管理や決済、連絡業務が分散し、教員が事務作業に追われる課題があります。アルカドは、地域に根ざした信頼関係とリアルな体験を重視しつつ、教育事業者が本来の指導に集中できる環境づくりを目的に今回のサービスを設計しました。
Fincs for Schoolは、ライブ授業、動画教材、資料共有、記事投稿、チャット機能を一体化し、会員管理や決済、ステップメール・DMなど運営機能もワンストップで提供します。一括購入や月額課金、料金プラン別の閲覧権限設定など柔軟な料金設計が可能で、生徒同士の学び合いを促すコミュニティ機能も備えています。小・中規模の学習塾、スポーツスクール、文化・芸術教室、プログラミング教室、若者支援団体など、未来ある若者を対象とした教育活動を行う事業者が対象で、最短翌日から導入できるとしています。
同社は、教育を「地域に根ざした公共財」と位置づけ、地域差や事業規模による教育機会の格差をデジタル活用で是正したい考えです。今後は、Fincsを学びの社会インフラへと成長させることで、地方も含めた多様な教育コミュニティのオンライン化と持続可能な運営モデルの普及がどこまで進むかが注目されます。
【サービス情報】
Fincs for School 専用ページ
https://fincs.jp/hp/for-school
source: PR TIMES
